飛ぶ教室 : ひらまつつとむ
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伝説の作品 今では、ブックオフでさえ入手困難になってしまった、ひらまつつとむの伝説の名作である。私は、この作品を読む為に初めて「ジャンプ」を買った。当時13歳の中学2年生。このときの「感動」というか「衝撃」は言葉に言い表せない。
昭和60年の第37号から買い始めたが、単行本が待ちきれず、本屋という本屋を当たってバックナンバーを買い集め、ボロボロになるまで読み返し、ひたすら涙した。
こういう作品を2ヶ月で打ち切りにしてしまう「ジャンプ・システム(=友情・勝利・努力+商業主義主義)」の罪深さは、まったく言語道断という他はない。22年が経った今でも、許せない気持ちでいっぱいになる。
ほのぼのとした表紙からは想像も出来ない壮絶なストーリー。
全面核戦争で壊滅した地球に生き残った、122人の小学生の子供たち。一人だけ生残った大人である優しくて綺麗な北川先生のもと、子供たちが結束して過酷な「核の冬」を生き延びようとする姿が描かれる。
優柔不断だけど優しい主人公のオサム、クラスのアイドルみっちゃん、社会人並の知識とリーダーシップを持った天才少年サトル、ガキ大将のタロー、頼れる関西弁ノボル。
5人の少年少女を中心に、心温まる人の絆が描かれるとともに、消え行く命、零下30度を超える核の冬、食糧難、水不足・・・過酷な現実が子供たちに降りかかっていく。
今の醒めた若い世代の目から見たら、ベタなお約束ではある。細かいリアリティを突っ込んだら、欠点もあるだろう。
しかし、今の現代に欠けているものは、このベタなお約束、人の絆の温かさ、命の重さではないか。
「からだが震えた・・・生まれてはじめて心の底から泣きたくなった。人が死ぬってこういうことだったんだ」
当たり前のようで、この言葉のリアリティが失われつつある現代。古本屋で見かけたら、是非手にとって欲しい一冊である。 -
小学生の頃感動した。大人になった今でも、涙を流して感動することまちがいなし。小学校の頃に読んで、感動しました。今でもストーリーをはっき
り覚えている数少ない漫画です。現在でも核兵器による世界戦争の
可能性はあります。その可能性を現在でも知っておくために、是非、
復刊をお願いします。 -
核戦争ものの最高傑作僕が強烈に好きになる作品は、絶版になることが多い(笑)。小学生のときに、85年くらい?瞬間、少年ジャンプで連載して物凄い衝撃を受けたのを覚えている。崩れ落ちる東京。廃墟。核の冬。数々のイメージ。それ以来、マンガを探し続けて、大学生の時に古本屋で見つけた。それでも色あせない、感動します。
核戦争によって東京が崩壊したが、偶然シェルターに入れた小学生の生徒たち。そして核の冬が来て、ウルトラ極限状況の中に追い込まれていく子供たち。あれを読んで、核戦争・核兵器の恐ろしさを実感した気がする。そして、同時にどんな場面でも希望を失わない気高さも。
これはぜひ復刻版を出すべき、名作だと思います。
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